バカラグラスに名入れ「こだわり編⑦」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。 よくサイド面と底面と両方にレリーフ(刻印)を入れたいというお客様がいます。 ワイングラスやシャンパングラスは問題ないのですが、 とりわけロックグラスが難しいのです。 ロックグラスの底とサイド面はハイボールグラスと違って近いので、 どうしてもきになるのがバカラのロゴ位置です。 バカラのロゴは1点、1点、職人が自分の感覚でロゴの位置を、 レリーフ(刻印)していきます。 その時の基準は職人の感覚で位置が決められます。 ですから職人はサイド面のカットの位置と、 底面のロゴの関係は考えていません。 ただレリーフの入ったロックグラスを素直にレリーフを眺めて、 底面を覗きこむとバカラマークが見えるわけですが、 その時にバカラのロゴが下の写真のように、 サイド面に対してレリーフと水平に並んでいるわけではありません。 様々な方向にバカラのマークが傾いているという事になると思います。 底面のレリーフは当然のように、 バカラマークを基準にしてその上下に入れるので、 サイド面のカットと底面のロゴの関係があっているのは、 奇跡のような偶然となります。 アルクールやマッセナの様なカットがはっきりしているグラスでは、 ほとんど合う事はありません。 ロックグラスでサイド面と底面両方にレリーフを入れたいお客様には、 下の写真のグローリアの様な連続模様か、 ナンシーやパーフエクションの様なカットに影響を受けないグラスを、 弊社ではお勧めし

バカラグラスに名入れ「こだわり編⑥」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。 僕たちはず〜っと広告のデザインをしてきたので、 どの文字を大きくするか、小さくするか、 例え3行ほどのものでも、 意味の違いを強く意識しながらデザインを作ります。 ある時にはメッセージを中心にしたり、お名前を中心にしたり、 その全体のメッセージの内容から想像しながら、 お客様が相手に伝えたいメッセージをイメージしていきます。 その意識が有ると無いでは出来上がるものがまるで違ってきます。 デザインしているとそこが一番面白いんです^^ 機械的に場所を決めたり、書体を決めたりする様なデザインは作りません。 お客様の気持ちを受け止めながら、 プルデザインから 追加でご提案をする事もしばしばあります。 もちろん空振りもありますが、 真剣に考えている気持ちが伝わればと考えています。 書体は必ずお客様にどんな書体を使っているか、 ご提案時にお知らせしていますが必ずしも一つの書体を使うとは限りません、 それぞれ書体によって癖があるので、 数字だけ他の書体を使うという事も多々あります。 お客様は違和感がなければどんな書体を使っているかなんて、 基本的にはあまり意味が無いと思っています。 代表的な例はスクリプトの書体です。 スクリプトは(手書き風の羽文字は)大文字を続けるとほとんど読めなくなります。 例えば「JCB」とか「NHK」とか、 一つのメッセージのなかにイニシャル的な頭文字が続く

バカラグラに名入れ「こだわり編⑤」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。 書体は普通広告などで目にするのは明朝体、ゴシック体です。 スクリプト体(手書き風羽文字)はメニューなどの、 特殊なセールスプロモーション用の印刷物に使われます。 でも、このサイトを作ってから3,000個以上のバカラグラス名入れグラスを作っていますが、 ほとんどのオーダーがスクリプト体と日本語の毛筆文字です。 最初は本当にNHKの朝ドラじゃ無いですが「ビックリポン」でした。 でもデザインしていくうちにその人気の理由がわかりました。 バカラのデザインです。 バカラは 1764年、フランス ロレーヌ地方のバカラ村にルイ十五世の認可を受け誕生しました。 バカラの成功の歴史は19世紀後半、パリ万博博覧会でグランプリの受賞から始まります。 以来、ルイ十八世を含め世界中の王侯貴族の間でバカラは愛され続けました。 いつしかバカラは「王者のクリスタル」呼ばれるようになりました。 この様にバカラの歴史をひもとけばナポレオンの時代まで遡ってしまいます。 現在、日本で多く使われてる明朝体・ゴシック体では、 バカラのデザインとはうまく調和しません。 バカラのオールドファッショングラスに脈々と流れる、 ヨーロッパのデザインの血流を感じずにいられません。 アールヌーボーしかりアールデコしかり、 バカラはその時代、その時代の空気を感じながら独創的なデザインで、 世界を席巻し続けています。

バカラグラスに名入れ「こだわり編④」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。 プルデザインのレリーフは一つ一つの工程にこだわりがあります。 サイド面のレリーフのデザインは口元からできるだけ下に下げます。 その理由はレリーフの手法がサンドブラストという方法で、 細かい砂をグラスにあてながら文字を彫っていきます。 この方法は日本のバカラショップも同じ方法でレリーフをしています。 レリーフというのは「浮き彫り」と「沈み彫り」と二つに分けられます。 プルデザインでいうレリーフとは「沈み彫り」の事を指します。 「沈み彫り」でサイド面に彫るときには、 グラスの縁に近くデザインをしますと口元にあたってしまう可能性があるので、 プルデザインではできるだけ口元から離すようにしています。 底面のレリーフはグラスの底にレリーフをするのではなく、 グラスの裏に逆版を作り鏡面状態で彫っていきます。 逆版で掘るのでグラスの上から覗くと正体で文字が見える事になります。 バカラのグラスの底面はセンターに向かってすり鉢状になっているので、 文字が歪みやすいという問題があります。 ロックグラスで底面でスペースのあるものはさほど問題はありませんが、 ハイボールグラスの様に底面にスペースが無いものは極力バカラのロゴに近くに、 文字をデザインして文字の歪みを最大限抑える工夫をしながら作っています。 名入れグラスとはに戻る

バカラグラスに名入れ「こだわり編③」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。 プルデザインがお客様にご提案するときに、 こだわっているのは送られてくるメッセージや日付・お名前、 それぞれの大きさや文字の間隔や行間を決めていきます。 書体はスペルの組み合わせによって全く表情が変わってきます。 特にスクリプト体(手書き風羽文字)は、 最初にくる大文字で全体の印象が驚くほど変わってしまいます。 「W」が綺麗な書体「T」で始まるとあまり綺麗に見えない書体と、 同じスクリプトでも書体ごとに個性が違います。 プルデザインではお客様のご要望に合わせて、 デザイナーが書体を選び字間や行間を調整したものを、 お客様にデザインとしてご覧いただきます。 ご覧頂いたデザインは版下を作るときにそのまま、 版下に移し替え、実際のグラスに文字を置いて、 サイド面・底面とグラスのフォルムにあわせて調整していきます。 サイド面であればグラスのカーブに合わせて、 文字がグラスの縁と平行になるようにカーブをかけていきます。 底面であれば文字が歪まないように、 版下にグラスを置いて文字のサイズとバカラのマークの、 位置関係を細かく調整します。 このカーブのかけ方や文字の歪みの調整もはじめはうまくいきませんでした。 何度も現場で打ち合わせをして微調整を繰り返して、 ご提案したイメージ通りの商品がお届けできるようになりました。 プルデザインのレリーフ方法はサンドブラストという、 細かい砂の粒子でグラスを磨いていく方法です。 仕

バカラグラスに名入れ「こだわり編②」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考え書き始めました。 プルデザインのホームページにはカートというものはありません。 それはまずお客様のご要望を聞くということから始まるからです。 各商品ページの赤いENTERボタンからデザインの注文ページに進みます。 必要事項を記入してレリーフ箇所やグラスのタイプやなどもご指定頂きます。 これは例えばアルクールにもロックグラスもありますしハイボールグラスもあるからです。 メッセージをお選びいただき必要事項を記入して送信していただければ、 通常2~3日後には「お客様専用URL」が届きます。 この「お客様専用URL」の仕組みがシステムの中でもっとも大変でした。 まずこの専用ページは個人情報も含みますので、 ご注文していただいたお客様だけがご覧いただける様に、 パスワード設定になっています。 そして専用URLというのは、 簡単に言えばお客様とプルデザインをつなぐ専用のホームページで、 FaceBook等の書き込み経験のあるお客様ならお分かりになると思いますが、 ご提案したデザインの変更も投稿の内容を変更するのと同じ様に、 サーバにアップロードすれば、 お客様はすぐに変更したデザインをご覧いただけます。 通常デザインのご提案は3~4パターンお送りしています。 ページの下にあるような写真でデザインを確認していただけます。 カートの下についている「デザインの相談はこちら」から、 プルデザインにデザインの相談もできます。 専用URLではカードの

バカラグラスに名入れ「こだわり編①」

この「こだわりの話」は私たちのこのホームページが、 いまのカタチになるまでの「滑ったり」「転んだり」「喜んだり」の記録を、 お客様に読んでいただこうと考えて書き始めました。 プルデザインがこのホームページを作る事になって、 最初にぶつかった壁は、 お客様とのデザインのコミニュケーション方法でした。 お客様にメッセージを選んでいただいてそれに基づいて、 デザイン提案して見ていただき選んでいただく、 そんなサイトを作りたいという基本的な考えは決まっていました。 問題はそれをどの様に提案するかということでした。 一般的な方法はグラスのカタチをトレースして、 そこに文字を配置してお客様に見ていただくという方法です。 ただこの方法ですとグラスの質感を感じないので、 書体のイメージとグラスのマッチングがうまく掴めないのです。 プルデザインがお客様に実際にデザインを見ていただきたいと、 考える理由はもう一つあって、 文字の選択や配置は英文でも日本語でも、 書体の組み合わせや文字の配列、字間の調整などで、 デザインの出来上がりのイメージは大きく変わります。 その変わってしまうデザインの表情を、 お客様にできるだけ仕上がりに近い状態で確認していただき、 お客様が思い描いたイメージ通りのグラスを作りたいというのが、 プルデザインの夢でした。 それを実現するために試行錯誤の末にたどり着いたのが、 普通に撮影したグラスを画像処理をして無駄な写り込み等を省略し、 文字が目立つ様に黒バックにグラスを置いた様に見せる方法でした。 この方法であれば実際にレリーフ刻んだ状態とそれほど変わらない、 イメージ画像を

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