ラフロイグ10年

アイラ島の「ピートフリーク」垂涎のシングルモルト、 ラフロイグ10年です。 スコットランドの蒸留所の中で、 もっともスモーキーでピーティな、 シングルモルトを作っているのがアイラ島です。 地元では「アイラ」と呼んでいます。 アイラモルトの人気は近年ますます高まっています。 その人達を「ピートフリーク」と呼ばれ、 シングルモルトはアイラのモルトしか、 興味が無いとまで言わせてしまうほどです。 アイラでウィスキー造りが盛んになった理由は、 地理的にアイルランドに近い事や、 ピートがふんだんにある事、 大麦の栽培に適した温暖な気候であった事、 さまざまな理由からアイラのシングルモルトは、 世界中から熱い視線を送られています。 そしてこのラフロイグはアイラ産の中で、 もっとも「海のニュアンス」を感じる、 シングルモルトと言われています。 確かにボトルを開けて最初に感じるのは潮風です。 潮風や海藻のニュアンスがとっても魅力的な、 アイラのシングルモルトです。 名入れグラスとはに戻る

ジョニウォーカー黒ラベル

ジョニーウォーカーの生みの親、 ジョン・ウォーカーはもともと農場主の息子で、 15歳の時に家族とともに総合食料品店を始めます。 1853年にアンドリュー・アッシャーが、 ブレンデッド・ウィスキーの開発に成功し、 それまで禁止されていたブレンデッド・ウィスキーが、 許可される様になりました。 ジョン・ウォーカーは総合食料品店で、 ウィスキーを販売していたので、 彼もまたブレンデッド・ウィスキーを手がける様になります。 ジョン・ウォーカーの作るブレンデッド・ウィスキーは、 評判が良く彼が死んだ1857年にはジョン・ウォーカーの作る、 ブレンデッドウィスキーの評判はスコットランドから、 イングランドまで届く様になっていました。 このジョン・ウォーカーの作ったブレンデッド・ウィスキーを 世界に広めたのがジョンの息子アレキサンダー・ウォーカーです。 彼が1867年に完成した「オールド・ハイランド・ウィスキー」は、 世界各地の展示会で優秀賞を受賞し、 以後25年間売れ続け1880年には9万ポンド売り上げ、 ジョニー・ウォーカーは名実共にスコッチのトップブランド、 としての地位を確立しました。 そして時代はジョン・パターソン・ウォーカーと アレキサンダー・ウォーカー2世です。 この時期にウィスキー産業は大きな発展を遂げ、 1893年にはカードゥ蒸留所を買い取り、 上質だったハイランドモルトを、 自分達で管理できる様になりました。 そして1909年カードゥ蒸留所のモルトを中心に、 40種類以上の良質なモルトとグレーンを、 調合し

クライヌリッシュ

北ハイランドの名酒クライヌリッシュです。 クライヌリッシュ蒸留所は1819年に創業しました。 12年の物は「バイカラー」と呼ばれ生産が間に合わず、 森伊蔵のように幻のスコッチと呼ばれていました。 ディスティラーからの評価は、 ハイランドモルトとアイラモルトを足した様な複雑な味わいがあり、 「本土のモルトの中で最も海岸の味わいを持つもの」と、 言われていました。 その後クライヌリッシュ蒸留所が、 どのような事があったのかは分かりませんが、 たもとを分け、元のクライヌリッシュ蒸留所が、 「フローラ」と改名し現在は創業を中止しています。 1967年に新しくできた蒸留所が「クライヌリッシュ」と名のり、 この14年物を生産しています。 新しいクライヌリッシュ蒸留所は、 以前と変わらずクラインミルトン川の水を、 マザーウォーターとして使い、 ピートも設備も以前と変わらない状態で、 製造されているそうですが「バイカラー」を、 飲んだ事のある人から言わせると「違う!」と言います。 どこにでもあるお家騒動の様ですが、 このクライヌリッシュ一度飲んでおいて損はないと思います。 僕は14年しか飲んだ事が無いので、 充分、北ハイランドの潮の香を楽しみながら頂きました。 名入れグラスとはに戻る

ジョニーウォカーの原酒

ジョニーウォーカーのモルトに、 使われている事で有名なタリスカーとカドゥーを、 シングルモルトで飲んでみました。 タリスカーはピーティで潮っぽく、 甘酸っぱい果実の様なフレーバーを持っているシングルモルトです。 タリスカーの一番の特徴は、 45.8度というアルコール度数にあると思います。 一口目はピーティなフレーバーが舌の上で爆発しますが、 二口目には甘酸っぱい果実の様なフレーバーが顔を出し、 なんともいえない親密感を感じる事ができます。 ジョニーウォーカーの父という感じですね。 一方このカドゥーは1811年から密造されてたと言う名酒です。 最初の飲み口の印象は、 ジョニーウォーカーの母って感じです。 ジョニ黒の甘く華やかなアロマと、 ピュアでまろやかな蜂蜜のフレーバーを担当している。 そんな感じのモルトです。 ジョニーウォーカーは、スペイサイドのカドゥー、モートラック、 スカイ島のタリスカー、 ハイランドのクライヌリッシュなどのモルトを中心に、 約40種のモルトとグレーンをブレンドしてつくられているそうです。 いづれにしろ世界のジョニーウォーカーの原酒を、 グレーンウィスキーを入れない状態で味わう。 これは贅沢です^^ 名入れグラスとはに戻る

ブナハーブン

アイラ ブナハーブン12年 村上春樹の著書の 「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」では、 ブナハーブンの事を、この様に表現している。 以下引用 淡い闇の光の隙間を細く繊細な、 指先でたどるピーター・セルギンの、 「コルトベルク変奏曲」を聴きたくなるような、 穏やかな宵には、かすかなブーケの香が漂う、 ブナハーブンあたりを、 ひとり静かに傾けたいところである。 と、かなり想いのこもった解説をされている、 ブナハーブンを飲んでみました。 以外にもアイラのモルトとは思えないほど、 ピーティな味わいではなく、 その繊細な味わいはロックで飲むとアロマが飛び、 ティストも良く分からなくなるほどです。 トワイスアップやストレートで飲むと、 やはりフレッシュな花の様な香が印象的です。 ボディ自体に厚みはないんですが、 なんとも言えない複雑で奥行きのあるテイストが、 口の中で広がります。 ちょっと今まで経験した事のない風合いがあります。 「コルトベルク変奏曲」を訊きたくはなりませんでしたが、 ミュージックステーションの録画を見ながら、 美しく沈んでいく夕日を見ながら美味しく頂きました。 名入れグラスとはに戻る

アードベック

このアードベックは村上春樹の著書。 「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」で、 アイラのピーティなシングルモルト中でも、 一番個性が強いと評価しているシングルモルトです。 アイラ島はもともとラフロイグ、ボウモアと、 ピーティなシングルモルトの産地で有名なんですが、 その中でも強烈な個性を放っているのが、 アードベックです。 吉村宗之の「うまいウィスキーの科学」では、 アードベックのティストをこんな風に表現しています。 舌を包み込む土っぽいテクスチャーと、 まるで液体の煙を飲んでいる様なスモーキーさが、 複雑に絡み合って、 口の中に含むと、潮風、リンゴ、草原、漁船、 オイル、塩素、タールなどの風味が次々に押し寄せてくる。 と、こんな事が書いてあります。 最初、ぼくはこの批評を読んでウィスキーの喩えに、 「漁船」「塩素」「タール」、なんて感じる、 ウィスキーって人間の飲み物なんだろうかって、 本当に読みながら絶句してしまいました。 ウィスキーの中に「漁船」の味があるって、 そうとうシュールです。 「漁船」は何かの喩えなのか文字通り「漁船」が、 口の中で広がるのか、 とにかく、満を持して飲んでみたわけですが、 しかし予想に反して本当に美味しいです。 やはりテイストの中に「漁船」はいます。 しかし、ちゃんとしたフルーティさの中に、 土臭いピーテイな味わいが口の中で幾重にも広がり、 ボデイが厚いので長く余韻を楽しませてくれます。 もの凄く個性的で、あらっぽいですが、 僕はラフロイグよりスモーキーさが、 全体の中にとけ込んで、まとまっている

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